人よりもワンちゃんの方がグローバル化しているかもしれませんね
段々と夏の陽気になってきました。お散歩の時間選びや気温のチェックに忙しくしている飼い主さんも多いと思いますが、ワンちゃんの熱中症対策だけでなく、ご自身の熱中症対策も忘れないように気を付けてください。
毎日道を眺めていると、様々なワンちゃんがお散歩しているのを見ることが出来ます。ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバー、セントバーナードなどの大型犬をはじめ、ボーダーコリーやプードル、柴犬などの各国のワンちゃんが歩いているのを見ると、人よりもワンちゃんのほうが先にグローバル化されているのかもしれない…とさえ感じてしまいます。
ワンちゃんといえば、先に紹介したように様々な国の多種多様なワンちゃんが日本国内でも、ご家族として人と一緒に住んでいますが、その中でも日本の犬としてポピュラーな柴犬は国内外を問わずファンの多い犬種の一つだったりします。
日本の犬といえば、柴犬と考える人もいるほどのようですが、日本には他にも紀州犬や四国犬、土佐犬や北海道犬など一見すると似ているように見えますが、性格も特性も大きさも違う犬種がたくさんいるのを忘れてはいけません。
ただ、その中でも抜群に広く人気があり、気性の荒い子が多い和犬の中でも比較的飼育しやすいことで、有名なのが柴犬です。
とはいえ、柴犬の子の中には和犬らしく気難しい子もいるので、一概に飼いやすいワンちゃんだとは言えませんが、勇敢さや家族を大切にする性格は、飼育が難しい性格の子が多い和犬の中でも比較的飼いやすいといわれることに納得できるほどです。
そんな柴犬は実はかなり昔から日本にいる犬種の一つなのですが、いまだに改良を重ねているブリーダーさんもいるようで、最近ではさらに小型の豆柴という柴犬も見かけることがあります。
とはいえ、基本的な柴犬としての姿というのは実は昔から変わっていないのだそうです。今日はその柴犬のルーツともいえるワンちゃんについてのお話を少し紹介してみたいと思います。
柴犬という犬種はそもそも、1936年頃の日本で生まれたとされています。そう考えると、柴犬自体は生まれてだ100年経っていないのですね。
1936年に石州犬という犬種の石号という名前のワンちゃんとコロ号というワンちゃんの間に生まれたアカ号というワンちゃんが、初めて柴犬の源流だとされています。
石号とコロ号で石ころになってしまいますが、石号は特に強運だったそうで、その当時伝染病や戦争などの災厄が続く中でも生き残って、今の柴犬に血統が引き継がれているのだそうです。
当時は多くの柴犬がいたようなのですが、戦争などでどんどん減ってしまっていたと考えると、今生き残って当たり前のように散歩している柴犬も先祖をたどると壮絶な戦争を乗り越えてきているということになります。なんだか感慨深いですよね。
そんな柴犬ですが、ちなみに石号はどこ出身かというと列島の根っこ、島根県なのだそうです。
柴犬を飼っていらっしゃる方や柴犬好きの方は、コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ柴犬のルーツを求めて、石号の故郷といわれている島根県の益田市を訪れてみてはいかがでしょうか。
町おこしとして、石号の石像なども作ったそうなので、愛犬の柴犬と石像のツーショットなどを撮影してみても楽しいかもしれませんね。
柴犬は飼いやすいさから家族としてお迎えする人も多いのですが、換毛期になると抜け毛などが大変な犬種でもあります。だからこそ、換毛の時期などはペットサロンhappinessのグルーミングでこまめなお手入れをしてみませんか。
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